新型コロナウイルスワクチン接種後に抗体検査を受けませんか?
【PCR検査と抗体検査の違い】
〔抗体検査〕
ワクチン接種や過去のコロナ感染によって、どれ位の抗体価があるかを調べる検査です。
〔PCR検査〕
現在コロナに感染しているかどうかを調べる検査です。
抗体検査で調べられること
・新型コロナウイルスのワクチンを接種して得られる中和抗体とは、新型コロナウイルスと、ヒトの細胞が結合する箇所を阻害する抗体です。
・抗体はウイルス構造のいくつかの部位に対して産生されます。抗体検査では特定のタンパク質に対する抗体をどれくらい持っているのか調べることができます。
◆ヌクレオカプシドタンパク質(N)
ヌクレオカプシドタンパク質に対する抗体 IgG抗体(N)の保有は、新型コロナウイルスに感染したことがある可能性を示唆します。
◆スパイクタンパク質(S)
スパイクタンパク質に対する抗体 IgG抗体(S)は新型コロナウィルスに感染あるいはワクチン接種により中和抗体が産生された可能性を示唆します。
新型コロナウイルスの構造
IgG抗体定量検査とは
新型コロナウイルスワクチン接種によって抗体ができたかどうかわかる検査です。
ワクチンを接種することで、コロナウイルスが人の細胞に感染するために必要とする
スパイクタンパク質をブロックする抗体(IgG 抗体)が産生されます。
血液検査によってこの抗体の量を調べます。
抗体検査の結果の見方
IgG定量値が50AU/mL未満→判定(-):抗体検査は【陰性】
IgG定量値が50AU/mL以上→判定(+):抗体検査は【陽性】
現段階では、抗体価4,160AU/mL以上で充分な抗体があるとされています。
(FDAが使用許可(FDA-EUA)した製剤の基準は「840 AU/mL」以上と定められています)
検査方法/検査費用について
検査方法
血液検査
検査費用(自費のみ)
7,700円[通常]/ 5,500円[LINE登録されている方]
検査結果
2日後
結果報告
来院もしくは郵送(1,100円)